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放浪癖

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富士山withアイダロルフTシャツ

ユーロスターでミラノtoパリ

チャルサダのサンダル屋/パキスタン

シッキムトレッキング/インド 眼前には6000m超級の山々

チャングー/バリ

コッラルボ/北イタリアとオーストリア国境の町

タクティパイ/ガンダーラ最大の仏教遺跡

ユクサム/シッキムトレッキングベースの町

ホテルの窓から/フィレンツェ

ローマの街角

カトマンドゥのチベット仏教寺院/ネパール

 

 
エッフェル塔と親父

まだ二十代の俺inミラノ

のんべい横丁/渋谷

放浪癖といえば聞こえがいいのか悪いのかよくわからないが、子供のときから遠くに行きたい願望は強かったように思う。大学が鹿児島だったのをいいことに、日本全国北から南まで車でどこでも行った。大学野球のシーズンオフは結構ゆったりしていたので、実家の茨城への帰省さえも車で一週間ぐらいかけてのんびり旅をしたものだ。当時の愛車はスバルレックス550。4ナンバーなので後ろがフルフラットになる。そこに布団を積み込んで、寝るのは車中、高速道路は使わない、渋滞にあったら裏道を探す、というのがポリシー。大人になった今もこの精神は変わらず、友達をあきれさせるのだがそれが好きなんだからしょうがないじゃないか。

電車の旅も好きだ。ここ数年は青春18切符や、JR東日本&北海道フリーパスなどを使い、ひたすら鈍行列車を楽しんでいる。ここでも高速移動を嫌う精神は変わらない。鈍行はいい、情緒がある。土地の人が日々の生活のために乗っているから、生活が見えるし、遅いから景色もよく見える。四国の某路線で中学生に「こんにちわ」と挨拶されたことがある。即座に返すことができたのでよかったけど、なんで僕に挨拶?と考えてしまった。でもこんな中学生のいる町はきっと素敵に違いない。


「五風十雨」 民家の蔵を改装したレストラン/高松

海外も飛行機だけとって、ホテルや行き先は現地で決めるのが旅っぽくていい。町に飽きたら海で浄化して、山に登ってエネルギーを貰うってのが理想のパターン。ちなみに2001年4月の旅は友達ツヅキ君と以下のような旅。
空路イスラマバード経由カトマンドゥへ入り、寺院巡りや郊外の日帰りトレッキングなどして飽きたころ、飛行機とバスを乗り継いでダージリンへ。現地のシェルパを雇いシッキム(1970年代まで王国だったらしい)で一週間のトレッキングというか、登山。あまりに寒い思いをしたので、暖かいところへ行こうと、飛行機でパキスタンの南カラチへ。零下から一転気温30度にはさすがに暑すぎだということで、空路北のイスラマバードへ。ガイドを雇いペシャワル〜アフガン国境〜ガンダーラ〜スワートとやはりまた山岳地帯へと導かれてしまう。ここでも最後に寒い思いをしたので、今度は鉄道で南下して、再びカラチ。そのへんでお金も尽きてちょうど一ヶ月なので終了しました。

モーシェ・フェルデンクライス(フェルデンクライス・メソッドの創始者)は学習についてこう言います。『大抵の人は学問上のアカデミックな学習しか考えませんが、そういうのはあんまり重要な学習ではありません。重要な学習とは、自分の知っていることがらを、いくつものやりかたでできるようにしていくことです。学ぶときに大事なことは、何を学ぶかではなく、いかに学ぶかなのです。』
「学習」を「旅」に置き換えて読んでみることもできるでしょう。今後もそんな人生の旅を続けていいこうと思います。

メーサローン/タイ北部の村  上/朝市  左/ギャラリー  右/民家の軒先に吊るされた何か

花蓮のうまいもの/台湾  出し汁をかけたご飯の上に茹でた魚が乗ってる70元(約200円)

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